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セレモニー・演出の意味担当研究員:永田 千奈

【由来コラム】結婚指輪を左手の薬指につける理由

指輪とは、始まりも終わりもない輪、

「永遠・結合・完全」といった概念を持つといわれている。

 

結婚指輪とは、結婚の機会の誓いの象徴とされる場合が多い。

結婚指輪を用いるどの宗教の結婚式においても、

現代に至るまで、式の中心的な存在である。

 

16世紀の終わりまでイングランドでは、ローマ・カトリック教会の下、

結婚指輪は右手の薬指につけることになっていたそうだ。

現代でもその方式を採用する宗派があるようであるが、

今は、おおむね左手の薬指に着ける場合が多い。

 

その理由は、最も日常的に利用する頻度が少なく、指輪に傷をつける可能性が低いから、

1788年から記録されているという説が、現代科学の中においても有用であろう。

 

しかしながら、

「左手の薬指から心臓にかけて繊細な神経が走っているから、結婚指輪を着ける」と

エジプトの書にあったという説や、

「人間の体は、左手の薬指から心臓に通じている静脈があるからである」という記録も

よく知られている。

左手の薬指の神経や血管が心臓に繋がっているという16世紀までのまことしやかな説は、

ずっと昔から結婚指輪が、「大切にする指輪だから大切に出来る指につける」

とされてきたということの証だ。

 

それは、現代の日本の結婚式においても、変わらない。

現状で96.6%※の結婚指輪の取得率が非常に高いのは、

結婚そのものを示す形が、結婚指輪であることを示している。

結婚指輪を大切にするのは、結婚生活を大切にしたいという意思の表れなのかも知れない。

※ゼクシィ結婚トレンド調査2016 首都圏版より

 

 

 

 

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